3DSLLの配信に、偽トロでのキャプチャーでやったりしますが、
本体にキャプチャー基盤を無理やり敷き詰め、電源も取っている為、バッテリーの持ちは短いです。

そこで純正アダプタで給電しながらやりますが、発熱によってキャプチャーにエラーが出るようになったので、偽トロの販売元に問い合わせたところ、無償で放熱対策を施してもらえました。
見た目こそ、まったく変わりませんでしたが、熱も和らいだ状態で使えるようになりました。

ただ、裏面が温かい事は変わりがないので、長時間、楽に持つために「グリップを使う」となると、熱がこもって、さすがにマズイ・・・
という事で・・・

 

ホリ製 モンスターハンタークロス ハンティングギア for Newニンテンドー3DSLL
を加工し、40mm角のUSBファンを埋め込んで「空冷化」して運用していました。
(これから入手可能なのは「ダブルクロス ハンティングギア」ですね。)

3DSLL本体を乗せた状態では、空冷ファンの隙間は小さめなので、ダイレクトに本体底面に風が当たり、ガンガン熱を奪うので、つけっぱでも安定。
結果オーライなんですが、あえてデメリット・・・としては、エアフロー的に、排気スリットを開けてあるものの、吸気の隙間から出てく流れが大半なので、ファンの作動音は上がってる感じ。

ハンティングギアは、加工がしにくいABS樹脂製ですが、・・・・
モデラーの神器「超音波カッター」でバターのように切り出しております。

パソコンから引いたUSBケーブルを
サンワサプライ USB2.0ハブ USB-HUB228BK」で分岐・・・

 
(※USB-HUB228BKのオモテとウラ)

片方のケーブルを「キャプチャーの出力用」、
もう片方を「USBファンの電力用」

さらに、「電源の純正アダプタ」のコードと合わせ、3本のケーブルでつながった状態で使用する事に。

当初は気になりませんでしたが、あちこち移動させると、意外にからまってストレスがあったので・・・

今回、思い切って、この「サンワの2分岐ハブ」を、グリップ内に内臓する加工をやってみました。

内蔵化にあたってのハードルは、バカでかい「標準型のUSBコネクタ」。

他のグリップに比べ、空間が大きい「ハンティングギア」ですが、USBコネクタは一個たりとも入りません。

これを、すべて「マイクロUSBコネクタ」に置き換えるとムリなく収まる・・・という事で、チマチマ加工する事に。

・・・
ところが、
・・・マイクロUSBのオス側コネクタを持つ商品は多いんですが、メス側コネクタを持つ商品は、ネットでは皆無・・・。

実際に、探してみてくだされば分かりますが、「マイクロUSB」には「変換ケーブル」はあっても「延長ケーブル」はないんですよね。

マイクロUSB オス・メス・コネクタ 延長ケーブル

100円ショップのセリアで「マイクロUSB」の延長コネクタがあるという事で早速、まとめてゲット♪

 

かゆいところに手が届くのがネットの良さ・・・だったはずですが、リアル店舗がこれを上回るパターンも珍しいですよね。

USB延長ケーブルは、通常型にせよマイクロUSBにせよ、1000円あたりがザラなのに比べ、オス・メスついて100円とか・パーツ取り・加工に使うパターンでも、これ以上ないコスパ。

安すぎるので、黒・赤コードだけの電源だけかという懸念もありましたが、データも通っているのが確認できて、さらなる感動も。

偽トロ 冷却ファン グリップ 内臓加工

内臓加工後は、こんな感じ。

 

USBハブや、配線の固定、最初のUSBファンの固定も、100円ショップで買ってきた

「グルーガン」

でやっています。

「ホットメルト」という言い方もあるんだとか。

今回は「黒色のグルー」を使用。
あまりきれいに仕上げてませんが、ガッチリ固定されています。

 

実質、外部とつなげてあるコネクタが、

「データ」「本体電源」「USBファン電源」の3本から

「データ&ファン電源」「本体電源」の2本に減っただけですが・・・、

それ以上に、

多少乱暴に扱っても、3DSLL本体側の「マイクロUSBコネクタ」に、直接「負荷がかからない」のが・・地味に大きかったり します。
(※データ的な負荷ではなく、力学的な負荷ね)

 

↑「偽トロのコネクタ」と「グリップに内蔵したサンワのUSB分岐」との接続部分。
着脱時の負荷分散の観点から、一度外側に逃がしてあるカタチです。

さらに、3DSLL本体に「純正の電源コネクター」を接続した状態。

さらに、パソコンとの接続。
これを接続すると「キャプチャデータが取り込まれる」のと同時に「USBファン」が回りだします。

「グリップ」と「本体側キャプチャ」の接続コードは、出したり引いたり、長さの調節が可能。

接続をそのままに、本体とグリップを外すとこんな感じ。

USBケーブル コネクタの取り換え つなぎ方

 

赤、黒が電源・・・ですが、ぶっちゃけ、5本の色を合わせて接続するだけ。

USBの配線はとにかく細いので、より合わせて「精密基板用のはんだ付け」しています。

外側の被覆と一本一本の被覆を「断線しないように」はがすのが難しいです。

ワイヤストリッパ」は必ずそろえたほうがいいです。
何本かやってみてコツをつかむ必要もあります。

黒いチューブは「熱収縮チューブ」です。

 

はんだ付け部分をゆるくたたんで、熱収縮チューブをかぶせ・・・
ドライヤーで熱を加えると、収縮して・・・被覆と絶縁が完了。

ビニールテープは厚ぼったくなるし、粘着も効かないのでやめたほうがいいです。

 

むき出しの5本をさらに太い「熱収縮チューブ」で被覆して、完成♪